目次
音と文字
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母音
a, i, u, e, ā の 5 種類。
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子音
唇音 舌頂音 硬口蓋音 軟口蓋音 声門音 無声破裂音 p t c k 有声破裂音 b d j g 無声摩擦音 f s x h 有声摩擦音 v ɣ 鼻音 m n 接近音 y はじき音 r 側面音 l
名詞
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名詞の格変化
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a 語幹
単数 複数 絶対形 -a -anayi 与格 -e -anayiye 具格 -i -anayiyi 奪格 -ata -anayiyata 向格 -api -anayiyapi 処格 -āka -anayiyāka 共格 -entu -anayiyentu 属格 -e -anayi 呼格 -inna -anayi 数詞の bā は単数絶対形を除いては bāya- として格変化する。
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ā 語幹
単数 複数 絶対形 -ā -ānayi 与格 -e -ānayiye 具格 -i -ānayiyi 奪格 -ata -ānayiyata 向格 -api -ānayiyapi 処格 -āka -ānayiyāka 共格 -entu -ānayiyentu 属格 -ā -ānayi 呼格 -ā -ānayi -
i 語幹
単数 複数 絶対形 -i -inayi 与格 -iye -inayiye 具格 -iyi -inayiyi 奪格 -iyata -inayiyata 向格 -iyapi -inayiyapi 処格 -iyāka -inayiyāka 共格 -iyentu -inayiyentu 属格 -i -inayi 呼格 -i -inayi
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代名詞
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人称代名詞
単数 複数 1 人称 nā nānayi 2 人称 sā sānayi 3 人称 cā cānayi -ā で終わる代名詞の変化は特殊である。
単数 複数 絶対形 cā cānayi 与格 ce cānayiye 具格 cayi cānayiyi 奪格 cayata cānayiyata 向格 cāpi cānayiyapi 処格 cayāka cānayiyāka 共格 cayentu cānayiyentu 属格 ce cānayi 呼格 (sinna) (sānayi) 呼格は 2 人称代名詞のみ。
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指示代名詞
指示詞は遠いものと近いものと区別しない。人に対しては ayi、ものに対しては ama を使う。
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動詞
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定動詞
動詞の現在形は -u で終わる。否定形は -u を -andu に変える。
動詞は主語の人称により変化する。
単数 複数 1 人称 a(y)-√-ni a(y)-√-te 2 人称 √-si se-√-ve 3 人称 √-∅ √-ve 動詞が直接目的語を伴う場合、さらに目的語人称接辞をつける。ただし、3 人称は必ずしもつけなくてもよい。
単数 複数 1 人称 -nna -tte 2 人称 -ssa -ssave 3 人称 -ma -mave 過去時制は動詞の -u を -ihe に、未来時制は -acce に変える。否定形はそれぞれ -andihe, -andacce。
接続法は -āyu、命令法は -inda、禁止法は -uldu。語根+否定語尾+法語尾+時制語尾+人称語尾+目的語接尾代名詞の順番になる。 接続法は主文で蓋然性・可能性を表す。副文においては非現実的な仮定や条件を表す。 命令法は単独で命令を表す。否定命令は禁止法を用いる。命令法はまた祈願を表し、1 人称複数では勧誘を表す。また、副文においては未来形で未来の条件・仮定を表す。非現実的な仮定をともなった主文においては、その帰結を表す。
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不定詞
動詞から -u を外し -iya にすると不定詞になる。
不定詞は名詞的用法と副詞的用法がある。
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名詞的用法
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副詞的用法
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不変化詞
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形容詞
形容詞は語形変化しない。名詞を修飾するときは原則として前に置くが、後ろにおいてもよい。
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副詞
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接続詞
接語
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接語の形と接続
接語は接続する語や句の種類に制限がない。接続する語や句の一番最後の部分に直接くっつける。
-na のように子音で始まる接語は、そのままつければよい。-arra のように母音で始まる接語は、接続する語の語末母音を消去してくっつける。
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-na, -ji
-na は場所を表す名詞句・副詞句を、-ji は時間を表す名詞句・副詞句を作る。
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-mmi
-mmi は「...すること」という名詞を作る。-mmi がついた形を動名詞ともいう。
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-cu
-cu はもっともふつうの副詞を作る。
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-di
-di は関係節を作る。
構文
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疑問文
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主文の諾否疑問文
諾否疑問文では述語に接語 -nce をつける。述語は文頭に移動する。
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存在文
「 A が B にある」という文には、動詞 haddu を使い、「 A+B (与格)+haddu 」のようにする。